1日、オーストラリア・シドニーの西に位置するブルー・マウンテンズの森。2020年夏に山火事に見舞われた後、部分的な植物の繁茂が見られる。(シドニー=新華社記者/白雪飛)
【新華社シドニー6月7日】オーストラリア南東部の広い地域では2019年から20年にかけて、数十年に一度の深刻な森林火災が続き、約800万ヘクタールを焼失した。20年後半には南東部の沿岸地域が頻繁な豪雨に見舞われ、それまでの深刻な干ばつが緩和されたため、森林の回復が進んだ。黒く焼け焦げた樹木の多くが新たな枝葉を茂らせ、低木など地表近くの植生も再生しつつある。