【新華社カトマンズ5月26日】視覚障害のある中国人登山家、張洪(ちょう・こう)さん(46)が24日、世界最高峰チョモランマにネパール側から登頂することに成功した。登頂はアジア人の視覚障害者として初めての快挙となる。
張さんはネパール人ガイドの支援の下、現地時間24日午前9時に登頂。今回の登山を企画したネパールの企業が確認し、祝意を表した。企業の担当者がベースキャンプで語った話によると、頂上は強風だったが、敢然と登頂に挑んだという。張さんは21歳の時に両目の視力を失った。現在はチベット大学付属阜康医院に勤務している。
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