【新華社北京５月１６日】中国国家衛生健康委員会は１６日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が１５日、新たに１８人確認されたと発表した。内訳は本土症例４人（遼寧省）と輸入症例１４人（広東省５人、雲南省３人、上海市２人、内モンゴル自治区１人、河南省１人、四川省１人、陝西省１人）となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は１人（上海市での輸入症例）増えた。新たな退院者は６人で、経過観察が解除された濃厚接触者は３３６人だった。

   １６日午前０時時点の中国本土の感染者数は２９１人で、うち重症者が１人となっている。

   輸入症例患者は現在２６２人で、うち重症者が１人。感染の疑いがある患者は２人だった。輸入症例の累計感染者数は５８３８人で、うち５５７６人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

   １５日に新たに確認された無症状感染者は１９人で、本土症例５人（遼寧省）、輸入症例１４人。同日に確定診断された感染者は２人（全て輸入症例）で、経過観察が解除されたのは１２人（輸入症例１０人）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３４６人（輸入症例３２８人）となっている。

   １６日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万８４７人で、退院者は８万５９２０人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計１０１万４７８４人で、現在も５６５９人が経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計１万３３４５人で、内訳は香港特別行政区が１万１８２１人（退院１万１５２２人、死者２１０人）、マカオ特別行政区が４９人（退院４９人）、台湾地区が１４７５人（退院１１１６人、死者１２人）だった。

   当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。