【新華社北京５月１５日】中国国家衛生健康委員会は１５日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が１４日、新たに１４人確認されたと発表した。内訳は本土症例５人（安徽省３人、遼寧省２人）と輸入症例９人（上海市３人、陝西省２人、遼寧省１人、山東省１人、広東省１人、四川省１人）となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は２０人で、経過観察が解除された濃厚接触者は３５１人だった。

   １５日午前０時時点の中国本土の感染者数は２７９人で、うち重症者が１人となっている。

   輸入症例患者は現在２５２人で、うち重症者が１人。感染の疑いがある患者は１人だった。輸入症例の累計感染者数は５８２４人で、うち５５７２人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

   １４日に新たに確認された無症状感染者は２５人（輸入症例１５人）で、中国本土は１０人（安徽省７人、遼寧省３人）だった。同日に確定診断された感染者はおらず、１２人（輸入症例１１人）が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３４１人（輸入症例３２６人）となっている。

   １５日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万８２９人で、退院者は８万５９１４人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計１０１万４４０１人で、現在も５６１３人が経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計１万３１５７人で、内訳は香港特別行政区が１万１８１８人（退院１万１５１６人、死者２１０人）、マカオ特別行政区が４９人（退院４９人）、台湾地区が１２９０人（退院１１０７人、死者１２人）だった。

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