10日、南昌市の向塘国際陸港横岡駅で出発を待つロシア・ボルシノ行きの中欧班列。(南昌=新華社記者/彭昭之)
【新華社南昌1月12日】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が10日、一体型パソコンやプリンター用トナーカートリッジ、緑茶、歯ブラシ、非医療用マスクなどを入れた計48個のコンテナを積んで江西省南昌市の向塘国際陸港横岡駅からロシア・モスクワ近郊のボルシノ駅に向け出発した。
同便は江西省内で生産された製品だけを運ぶ特別列車で、南昌発の中欧班列が開通してから初めての運行。列車は同省製品のより円滑な対外貿易ルートとして、新たな発展の道を切り開いている。