24日、上海市静安区江寧路街道に開設された軽度から中等度の認知症患者向け集中リハビリ教室で、塗り絵によるリハビリ訓練を指導する美術講師。(上海=新華社記者/劉穎)
【新華社上海11月27日】中国上海市が取り組む高齢者認知症フレンドリー社区(コミュニティー)建設の試行地の一つとなっている静安区江寧路街道では、高齢化が進行している状況に合わせ、社区全体で認知症予防や集中的なリハビリを行い、脳の健康を自己管理するグループを立ち上げるなど、非薬理学的介入プログラムを展開することで認知症の高齢者にとって住みやすい社区を作り上げている。
同市は2019年に28の街道や鎮で第1弾となる高齢者認知症フレンドリー社区の試行地建設を開始し、段階的に成果を上げている。