13日、天津市宝坻区の中鉄一局京浜鉄道第1期工事の建設現場で、コンクリート打設作業前の検査を行う作業員。(天津=新華社配信/孫凡越)
【新華社天津9月15日】中国の北京市通州区と天津市浜海新区を結ぶ京浜都市間鉄道の宝坻(ほうてい)特大橋左線で13日、灤河(らんが)の水を天津まで引く「引灤入津プロジェクト」用水路をまたぐ連続桁の接合作業が行われた。工程計画より17日前倒しで作業が完了し、同鉄道全線で最大スパンの連続桁が接合された。
同特大橋の引灤入津プロジェクトの用水路をまたぐ連続桁は、全長約272メートル、メインスパン(主径間)は約128メートル。
設計時速350キロの同鉄道は、北京と天津浜海新区を結ぶ2本目の都市間高速鉄道で、総延長は約172キロ。開通後は北京と天津浜海新区間がわずか57分で結ばれる。