【新華社ラサ9月7日】中国チベット自治区を発着する航空路線が先月末、チベット航空の新路線開設により120路線に達したことが、中国民用航空チベット自治区管理局への取材で分かった。
新たに開設されたのは区都ラサと四川省綿陽市を結ぶ路線。区内にはラサ・クンガ国際空港など5空港があり、全国60都市との航空路線網が形成されている。
同管理局がまとめた8月の統計によると、各空港の発着回数は合わせて前年同月比9・0%増の5450回、旅客輸送量は4・1%増の61万5千人、貨物輸送量は22・4%増の5261・5トンだった。
7月以降、一部路線で運航再開や増便があったほか、複数の航空会社が一定の金額で国内線に何度でも搭乗できる「随心飛」などの新プランを展開。同管理局担当者は、これによりチベットを訪れる国内観光客が増え、消費喚起や市場の活発化につながったとの見方を示している。
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