4日、北京で開幕した「2020年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)」の展示エリア。(北京=新華社記者/孟菁)
【新華社北京9月6日】中国の関連部門は4日、北京市で同日開幕した中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)」に出展された一部の輸入展示品について、国務院の承認を経て、輸入関税を免除すると発表した。
財政部、海関(税関)総署、国家税務総局が共同で出した通知によると、優遇税制を適用するのは販売限度額内の展示品で、輸入関税、輸入付加価値税、消費税が免除される。限度額は2万ドル(1ドル=約106円)。
輸入禁止品や絶滅危惧の動植物とその製品、たばこ、ワイン、自動車は免税対象から除外される。
通知文によると、販売限度額が別途設けられる7品目については、具体的な限度額を改めて通知する。
会期中に販売限度額を超えた展示品や、展示会の終了後も国外に返品されない展示品は優遇税制が適用されず、課税の対象となる。
会期は4日から6日間。展示会場には2千社以上が出展し、オンラインでも4千社以上が自社の商品やサービスを披露する。
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