【新華社昆明8月18日】中国雲南省騰衝(とうしょう)市と徳宏ダイ族チンポー族自治州隴川(ろうせん)県を結ぶ高速道路が15日、開通した。省西部の国境地域で経済的に重要な意味を持つ幹線道路となるだけでなく、同自治州が「県県通高速」(すべての県に高速道路が通ること)を実現したことも意味する。
騰衝市と隴川県はいずれもミャンマーとの国境に接している。開通した高速道路の本線は全長150・47キロで、保山市と騰衝市を結ぶ高速道路、瑞麗(ずいれい)市と隴川県を結ぶ高速道路に速やかに接続できるルートとなった。
騰衝市と隴川県を結ぶ高速道路の開通は今後、中国(雲南)自由貿易試験区徳宏片区(エリア)や瑞麗国家重点開発開放試験区の建設を後押しすることになる。(記者/姚兵)
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