2月17日、遼寧省瀋陽にある華晨BMW(宝馬)汽車鉄西工場の生産ラインで作業する従業員。(瀋陽=新華社記者/潘昱竜)
【新華社ベルリン3月6日】ドイツ自動車大手のBMWグループは3日、中国市場で2019年に新エネルギー車(NEV)の累計販売台数が5万台の大台に乗ったと発表した。
BMWが新華社に送った声明によると、昨年、5万台目の新エネルギー車を顧客に納車したという。昨年は前年比34・1%増の成長を記録した。
声明は、「BMWグループは新エネルギー車分野で先駆的かつ革新的な取り組みを行っており、包括的な電気自動車戦略により、業界の発展をリードしてきた」と説明。中国市場でBMWグループは「顧客中心主義」の実行に注力し、中国戦略を深化させ、電気自動車の開発を続けるとしている。
2月17日、遼寧省瀋陽にある華晨BMW(宝馬)汽車鉄西工場のオフィスエリアの様子。(瀋陽=新華社記者/潘昱竜)
同社は、新エネルギー車に対する中国顧客のニーズを深く理解し、それを満たしてきた経験があり、「BMWは既に人気のある高級新エネルギー車ブランドの一つになった」と述べた。
BMWは3日、電気自動車(EV)グランクーペのコンセプトモデル「コンセプトi4」を公開した。同社によると、i4の量産はミュンヘンにある同社の主力工場で2021年から行う予定。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。