18日、出来上がった弁当を袋詰めする上海老飯店の料理人。(上海=新華社記者/劉穎)
【新華社上海2月20日】中国上海市の有名な観光スポット豫園(よえん)にある100年以上の歴史を誇る老舗レストラン「上海老飯店」がこのほど、出前用弁当の提供を開始し、営業を再開した近隣の会社員らの昼食ニーズを支えている。上海料理で有名な同店は現在、1日200食以上の弁当を提供。新型コロナウイルスによる肺炎の感染対策として、料理人は全員マスクを着用し、検温や消毒徹底などの規定を厳格に遵守している。同市では職場復帰した従業員らの昼食を確保するため、第一弾として飲食関連企業80社が運営する店舗1700軒超は出前プラットフォームと連携し、企業からの大量注文に対応している。