石峁遺跡の中心エリア皇城台の考古学発掘現場。(資料写真、神木=新華社配信)
【新華社西安1月14日】中国陝西省考古研究院はこのほど、同省神木市の石峁(シーマオ)遺跡でここ数年実施された調査で、遺跡の中心部に当たる皇城台の「大台基」の南側擁壁部分で精巧な石刻70点余りが見つかったと明らかにした。石刻は神面や人面、神獣、動物、符号の5種類に分類することができる。一連の年代測定のデータは、これらの石刻が紀元前2千年より前に作られたことを示している。
遺跡の主要部分は約4千年前の石積み都市遺構からなり、都市の面積は400万平方メートルを超える。