6日に撮影した米オハイオ州モレーン市にある福耀玻璃米国有限公司。(デイトン=新華社記者/徐静)
【新華社デイトン1月9日】中国の自動車用ガラス大手、福耀玻璃工業集団の米国支社が6日、4600万ドル(1ドル=約108円)を投じて米オハイオ州デイトンの工場に新設備を導入すると発表した。今回の投資で同州に100人分の雇用創出を見込んでいる。
デイトン工場で同日行われた祝賀行事の席上、オハイオ州のマイク・デワイン知事は福耀の曹徳旺(そう・とくおう)董事長に宛てた手紙の中で、福耀がオハイオ州経済にプラスの影響を与えていると述べた。また、非常に良い新年のスタートを切ることができ、オハイオ州は福耀との協力関係を重視しているとあいさつした。
曹董事長は取材に対し、米国での事業展開、米国市場に対し自信を持っており、投資を続けていくと話した。
福耀は2014年、同州モレーンの閉鎖されたゼネラルモーターズの組立工場を買い取り、面積18万平方メートルのガラス設計・製造工場に改造。工場は15年に稼働を開始し、現地で2300人超を雇用した。
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