【新華社東京１２月５日】中国文化・観光部主催の「中日観光交流の夕べ」が３日夜、東京で開催され、同部の李金早（り・きんそう）副部長が率いる中国文化観光代表団や日本の政界、観光業関係者ら約３００人が出席した。観光や青少年交流など人文（人的・文化的）分野での協力拡大について意見交換した。
李副部長はあいさつで、中国の文化・観光業の新たな変化と動向について紹介し、より多くの日本人観光客に中国を訪れてほしいと語った。中日両国は互いにとって重要な海外旅行の目的地であり、観光交流は両国民の理解や信頼を深め、民意の基礎固めに重要な役割を発揮していると指摘。２０２０年の「中日文化スポーツ交流促進年」を契機として、更なる利便性の高い旅行環境を作り出し、観光サービスの質を向上させ、研修旅行など青少年の相互訪問を推進することで、両国間の文化・観光交流のバランスの取れた発展を強化していきたいと述べた。
日本自民党の林幹雄幹事長代理が夕べに出席し、あいさつした。中日両国の文化交流は悠久の歴史があり、人文交流は両国民の相互理解の増進に欠かせない重要な意義を持つと指摘。中国の観光の新たな発展や変化は目を見張るものがあり、日本は中国と共に努力して観光や青少年交流など人文分野での協力を拡大させ、年間の相互交流１５００万人という目標を出来るだけ早く実現させたいと語った。
会場では中国の美しい観光資源や日本の青少年の中国旅行体験、２０２２年北京冬季五輪・パラリンピック、北京大興国際空港などのＰＲ動画が流され、中国の文化・観光業の新たな姿が紹介された。
日本初お披露目となる北京冬季五輪・パラリンピックのマスコット「氷墩墩（ビンドゥンドゥン）」と「雪容融（シュエロンロン）」も登場、記念撮影に引っ張りだこだった。（記者／姜俏梅、梁賽玉）
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