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林鄭香港特区行政長官、第4弾の経済支援措置の実施を表明
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2019-12-05 10:57:46 | 新華社 | 編集: 肖月

CHINA-HONG KONG-CARRIE LAM-PRESS-MEETING (CN)

3日、記者会見する香港特別行政区の林鄭月娥行政長官。(香港=新華社記者/呂小煒)

【新華社香港12月5日】中国香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は3日、行政会議前の記者会見で、8~10月に総額200億香港ドル(1香港ドル=約14円)を拠出し実施した3回の企業と市民に対する支援措置に続き、第4弾の措置を近々実施する考えを示した。

林鄭氏は香港経済について、複数の指標が厳しい局面に入っていることを示していると説明。10月の小売業売上高は前年同期比24・3%減とこれまでにない下げ幅を記録しており、失業率も現状の3・1%からさらに上昇する見通しだと述べた。

政府の財政状況については、本年度(2019年4月~20年3月)の財政収支は15年ぶりの赤字となる見通しだが、特区政府には15年で蓄積した約1兆1千億香港ドルという潤沢な財政備蓄があると指摘。財政力を発揮して市民の困難を解決し、緊密な状況観察に基づく支援措置により企業を支え、雇用を守ると表明した。

林鄭氏はまた、香港社会には経済と民生に影響を及ぼさない暴力のない環境が必要だと強調。先週末にも暴力が用いられ、やや沈静化した状況に冷水を浴びせたと指摘し、暴力は一刻も早くやめるべきとの考えを示した。

米国がいわゆる「香港人権・民主主義法案」を成立させたことについては、特別区政府は断固反対すると表明。香港の人権と自由は香港基本法で保障されており、外国が自国の法例で香港に関する事に干渉するは遺憾だと語った。

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新華網日本語

林鄭香港特区行政長官、第4弾の経済支援措置の実施を表明

新華網日本語 2019-12-05 10:57:46

CHINA-HONG KONG-CARRIE LAM-PRESS-MEETING (CN)

3日、記者会見する香港特別行政区の林鄭月娥行政長官。(香港=新華社記者/呂小煒)

【新華社香港12月5日】中国香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は3日、行政会議前の記者会見で、8~10月に総額200億香港ドル(1香港ドル=約14円)を拠出し実施した3回の企業と市民に対する支援措置に続き、第4弾の措置を近々実施する考えを示した。

林鄭氏は香港経済について、複数の指標が厳しい局面に入っていることを示していると説明。10月の小売業売上高は前年同期比24・3%減とこれまでにない下げ幅を記録しており、失業率も現状の3・1%からさらに上昇する見通しだと述べた。

政府の財政状況については、本年度(2019年4月~20年3月)の財政収支は15年ぶりの赤字となる見通しだが、特区政府には15年で蓄積した約1兆1千億香港ドルという潤沢な財政備蓄があると指摘。財政力を発揮して市民の困難を解決し、緊密な状況観察に基づく支援措置により企業を支え、雇用を守ると表明した。

林鄭氏はまた、香港社会には経済と民生に影響を及ぼさない暴力のない環境が必要だと強調。先週末にも暴力が用いられ、やや沈静化した状況に冷水を浴びせたと指摘し、暴力は一刻も早くやめるべきとの考えを示した。

米国がいわゆる「香港人権・民主主義法案」を成立させたことについては、特別区政府は断固反対すると表明。香港の人権と自由は香港基本法で保障されており、外国が自国の法例で香港に関する事に干渉するは遺憾だと語った。

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