【新華社福州10月29日】中国福建省南平市建陽区で25日、第3回建窯(けんよう)建盞(けんさん)文化博覧会が開幕した。
建窯は中国の有名な古窯の一つで、唐末から五代に焼成が始まり、これまで千年余りの歴史を持つ。窯跡は同区水吉鎮の後井村と池中村にある。
同区はここ数年、建窯および同窯で焼かれた茶碗「建盞」(日本では天目茶碗と呼ばれる)の歴史的、文化的長所を十分に引き出し、建盞文化産業を発展させている。区内には現在、建盞を制作する企業と個人事業主が約2800社(人)あり、約2万人が就業している。