【新華社北京9月16日】2016年に中国婦女基金会が北京螞蟻力量伝統手工芸文化発展センターと共同で立ち上げた公益プロジェクト「母親製造(MOM HANDWORKS)」は、中国伝統の無形文化遺産である手工芸を調査・整理し、デザイナーと協力することで、東洋文化の良さを保ちながら世界にも通用する文化クリエイティブ作品を生み出しており、一定の技能を持つ低所得の女性に制作を委託する形で行われている。同プロジェクトは、これらの女性たちが労働により報酬を得て生活を向上させることで、「空巣老人」(一人または夫婦のみで生活する高齢者)や「留守児童」(両親が出稼ぎに出て農村部に残された子ども)の問題をある程度解決することを目標としている。