8月29日、ノンラーを作る地元の女性。(ハノイ=新華社記者/王迪)
【新華社ハノイ9月3日】ベトナムの伝統的な編み笠、ノンラーは、同国の伝統的な服飾品で、日常生活でも重要な役割を果たしており、伝統的な風情が観光客にも愛されている。首都ハノイ郊外のチュオン村には数百年にわたるノンラー作りの歴史があり、地元の農民は新鮮なヤシの葉を天日干ししてアイロンをかけ、漂白した後、竹ひごで作った円錐形の骨組みの上に糸で固定していく。続いて防水塗料を塗り、飾り付けをして仕上げる。