10日、天津西駅で高速列車「復興号」G305号の検札開始を待つ駅員と乗客。(天津=新華社記者/岳月偉)
【新華社天津7月11日】中国天津市と香港を結ぶ初の直通高速列車「復興号」G305号が10日、天津西駅から西九竜駅に向けて発車した。同列車の運行開始により京津冀(北京市・天津市・河北省)地域全てで香港行きの高速列車が開通したこととなり、雄安新区からもこの列車で香港へ行くことが可能になる。
列車は途中、河北省の雄安新区白洋淀駅、石家荘駅、邯鄲東駅、河南省の鄭州東駅、湖北省の武漢駅、湖南省の長沙南駅、衡陽東駅、広東省の広州南駅、深圳北駅、福田駅などの主要駅を経由する。全線の所要時間は10時間程度、運賃は2等席が1092・5元(1元=約16円)となっている。(記者/丁静、李溢春)