【新華社北京5月3日】中国北京市延慶区は、同市北西部の重要な生態保全・地域生態管理協力区である他、生態文明モデル区や国際文化スポーツ観光レジャー区でもあり、「北京の夏の都」とも呼ばれている。延慶区には竜慶峡や八達嶺長城、北京野鴨湖国家湿地公園、九眼楼長城、青竜橋駅、媯水河など、豊かな自然生態資源や歴史文化遺跡がある。同区は2019年中国北京国際園芸博覧会(北京園芸博)の開催地であり、2022年北京冬季五輪・パラリンピックの競技会場の一つにもなっている。同区は2017年9月、中国生態文明建設のモデル区に選ばれ、2018年には「緑水青山こそ金山銀山(豊かな自然は金銀同様の価値がある)」実践イノベーション拠点リストに登録された。
4月28日には北京園芸博が開幕。「緑の生活、より良い生活」がテーマの同博覧会は、延慶区が世界に差し出す新しい「緑の名刺」となっている。