【新華社昆明7月10日】中国雲南省昆明市の中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園は7、8月に入るとオオオニバスやハス、スイレンが咲き誇る。
オオオニバスは南米のアマゾン川流域やパラナ川流域が原産地で、巨大な葉は1枚で船になる。葉の裏面と葉柄には多くの硬いトゲがあり、花びらは白から赤に変色する。世界の水生植物の中で最も葉が大きく、耐荷重量も最も大きな植物で、体重30キロの子どもが葉の上に立っても沈まないという。
6日、中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園でオオオニバスの葉に乗る子ども。(段其武撮影)
ハスは「泥より出づるも染まらず」と言われるほどの気高さで人々から深く愛され、中国に広く分布している。花の色には赤、黄、白、紫、ピンク、混色、中間色がある。