【新華社香港7月2日】中国香港特別行政区は1日午前、国旗掲揚式とパーティーを行い、香港の祖国復帰21周年を祝った。
国旗掲揚式は午前8時、金紫荊広場(ゴールデン・バウヒニア・スクエア)で開催された。中国人民政治協商会議全国委員会副主席の董建華氏と梁振英氏、香港特別行政区の林鄭月娥長官、香港特別行政区連絡弁公室の王志民主任、中国政府の駐香港機関の代表、特別行政区職員、海外の駐香港使節、社会各界の著名人、制服公務員の代表、市民など約2400人が式典に参列した。
国旗掲揚式終了後、参列した来賓らは香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターに移動し、祝賀パーティーに出席した。林鄭氏はパーティーの式辞で、特別行政区はこの1年、「一国」の原則を堅持し、根本的な是と非の問題では決して態度を曖昧にすることなく、国家の基本ラインに触れる行為を決して許さず、中央政府と特別行政区の関係を正確に処理し、憲法や基本法、国家安全保障に対する各界の認識を強化してきたと述べた。また「一国二制度」のメリットを活用し、中央政府の強力な支援の下「一帯一路」建設と粤港澳大湾区(広東・香港・マカオビッグベイエリア)の発展に積極的に参加してきたと語った。
林鄭氏はまた、今期の特別行政区は中央政府の強力な支援と各界の相互理解や歩み寄り、協同努力の下で、順調なスタートを切ることができたと述べた。林鄭氏はさらに、良好な局面を引き続き発展させていくには、社会各界が「一国二制度」を全面的に正しく徹底するという初心を忘れず、香港特別行政区の法治と独自の優位性に対する自信を揺るぎなくしていくべきとの考えを示し、正しい国家観や香港への思い、世界的視野を持ち、社会への情熱と責任感に溢れる新世代へと青少年を根気強く育てていく必要があると語った。
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