7日に撮影した「天鯤号」の船首部に装備されているスチールパイル。
中交天津航道局有限公司が12日に発表した情報によると、中国が独自に設計・建造したアジア最大の自航式ポンプ浚渫船、「天鯤号」が4日間の海上航行を経て、初の試験航行に無事成功した。これにより、「天鯤号」は真の浚渫(しゅんせつ)の武器となるための肝心な一歩を踏み出したことになる。今回の試験航行は、長江口北角から浙江省の花鳥山海域で行われた。「天鯤号」は全長は140メートル、幅は27・8メートル。最大掘削深度は35メートルで、総出力は2万5843キロワット。設計上の浚渫量は6千立方メートル毎時、リーマーの定格出力は6600キロワットとなっている。(新華社記者/毛振華)