【新華社北京1月25日】「旅かえる」という日本のスマートフォンアプリが、数百万人の中国人ユーザーの心をとらえている。
日本のソフトウェア開発会社ヒットポイントが開発した同ゲームは、米アップルのアプリ配信サイト「アップストア」の無料シミュレーションゲーム部門でダウンロード数1位を獲得した。また同ゲームをうまく進める秘訣などの情報が、中国版ツイッターと呼ばれるソーシャルメディア「ウェイボー(新浪微博)」で、最も検索されたキーワードとしてランクインした。
手芸をしているかえる。(「旅かえる」のスクリーンショット)
同ゲームの主役はかえるで、プレーヤーはかえるに旅支度をさせる。上手に支度を整えれば、かえるはプレーヤーにお返しをしてくれる。
プレーヤーは、クローバーを栽培したり集めたりすることで、ゲーム内の通貨として使うことができ、かえるの旅支度に必要な食べ物やアイテムを買うことができる。かえるは旅に出ると、旅先での写真を送ってきたり、お土産を持って旅から戻ることもある。
同ゲームでプレーヤーが実質的に果たす役割は限られている。食べ物を用意して、かえるの旅立ちや帰宅を辛抱強く待つ以外には、ほとんどすることがない。