【新華社ベイルート11月8日】レバノンのアウン大統領は6日、高官を招集して会議を行い、ハリリ首相の辞任について討議し、国家の統一と安定を維持するよう呼びかけた。
レバノン大統領府は会議後に声明を発表し、「アウン大統領は、国家統一がレバノンの安全と政治の安定を確保する上での基礎であり、あらゆることは、国家の統一を守るという大局から出発しなければならない。政治、経済、安全及び金融の安定は、レバノンでは触れてはならない『レッドライン』であることを強調していた」と、伝えている。
声明は、アウン大統領がすでにレバノンの各政党の指導者達と意思疎通を図り、彼らのいずれも冷静さを保ち、国家の安全と安定を維持することに合意したと、伝えている。
4日、サウジアラビアを訪問中のレバノンのハリリ首相が突然辞任を表明した。レバノンメディアは、レバノン大統領府の関係者の話を引用し、アウン大統領がハリリ首相の辞任の申し出を受け入れるかどうかについて、当面、判断を見送ると、報じている。
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