新華網北京9月8日 習近平国家主席は7日、ドイツのメルケル首相と電話で会談した。
習近平主席はつぎのように述べた。現在中国とドイツの関係はハイレベルな発展の勢いを維持している。少し前にドイツを公式訪問し、G20ハンブルク・サミットに出席した際、私はメルケル首相と、中国とドイツの全方位の戦略的な協力の推進、国際問題における意思疎通と協調の強化について新たな共通認識を持つようになった。中国とドイツの協力の意義はすでに二国間の範囲を超え、世界平和の安定、共同発展の促進のためますます重要な役割を発揮しており、中国はドイツと引き続き多国間の枠組内で手を携えて協力していくことを望んでいる。
メルケル首相によると、習近平主席が今年7月に行った公式訪問は非常に成功し、ドイツと中国の関係発展において重要な意義を持っている。メルケル首相は、両国の政治、経済貿易、人文などの各分野の交流は日増しに緊密になっており、ドイツは重大な国際問題や地域の争点となっている問題について中国との意思疎通と協調を保つことを望むと話した。
両国の首脳は、朝鮮半島情勢についても意見を交換した。習近平主席は、中国は朝鮮半島の非核化という目標を堅持し、国際的な核不拡散体制と北東アジアの平和と安定を確固として維持することを強調し、朝鮮半島問題は最終的には対話協議を含む平和的な方法で解決するしかないことを事実は繰り返し証明しており、これには国際社会が共に努力することが必要だと述べた。
メルケル首相は、ドイツは朝鮮半島の核問題を政治的方法で平和的に解決することを支持し、関連国が対話や交渉の席に戻るよう推進することに賛同すると述べ、ドイツは中国との意思疎通と協調を強化し、朝鮮半島の核問題を平和的に解決する方法を早急に見つけることを目指すとした。
(新華社より)
推薦記事: