新華網石家荘9月8日(記者/白林)河北省文物局は、国家文物局がこのほど、雄安新区スタートエリアの2018年度考古業務計画、雄安新区考古調査2018年度業務計画、雄安新区環境考古業務計画、雄安新区南陽遺跡2018年度考古業務計画を承認したと発表した。これにより、雄安新区の文化財保護業務が大規模に推進され、雄安新区建設の順調な実施を保障するために強固な基礎が据えられる。
河北省は現在、雄安新区の200平方キロメートルの中期発展エリアの文化財調査業務と特別報告の作成を完了し、発見された文化遺跡に具体的な保護措置を提出した。南陽遺跡の前期探査と調査は段階的な成果をあげており、遺跡周辺では10カ所以上の同時期の遺跡が発見され、南陽遺跡を中心とした約18平方キロメートルに東周や漢の時代の遺跡群が形成されている。考古探査によると、南陽遺跡は東周と漢の時代の中型城跡だと推測される。
河北省文物局事業管理所の担当者によると、今後国家文物局と同省文物局の全体計画に従い、雄安新区の2000平方キロメートルの文化財調査を全面的に展開し、スタートエリアの考古探査と試掘、環境考古、レーザー測量調査及び宋遼関所トンネル、燕南長城などの保護業務を実施する。雄安新区スタートエリアの考古業務は2018年4月末までに完了する予定だ。
(新華社より)
推薦記事: