新華網北京9月4日(記者/辛倹強)10年にわたり困難を共に切り抜け、10年にわたる努力により成果を収め、共通の発展の夢と富強の夢を抱いて、BRICS諸国はきらめく「黄金の10年」を歩んできた。新たな歴史のスタート地点に立ち、BRICS諸国は2期目の「黄金の10年」を迎え、BRICSに一層輝かしい光を放たせ、世界の発展にさらに新たな原動力を加え、世界にとって重要な意義を持つものとなるに違いない。
目下、国際情勢は複雑で変化が目まぐるしく、BRICS諸国の発展は新たな情勢と新たな挑戦に直面しており、BRICS協力は高度化した発展が求められている。これまでの10年を振り返ると、中国は終始BRICS協力の積極的な支持者、また推進者となってきた。第9回BRICS首脳会議の議長国として、中国は過去の成功経験の総括を基礎とし、今回の首脳会議に「BRICS+」理念を導入し、BRICS協力モデルのさらなる開拓に新たなプランを提供し、「BRICSの夢」の急成長に新たな翼を与えることになる。
「BRICS+」開拓モデルの模索の狙いは、BRICS諸国とその他の新興市場及び発展途上国との対話を強化し、さらに幅広いパートナーシップを構築し、より広範囲の共同発展と繁栄を促進し、BRICS協力を世界で影響力のある南南協力プラットフォームへと発展させることである。「BRICS+」協力は、BRICS5カ国の客観的需要と一致しており、歴史の大局にも順応している。現在世界はまさに大きな発展と大きな改革、大きな調整の時期にあり、新興国家のグループとしての台頭はすでに客観的な現実となっている。「BRICS+」理念は、開放・包容と協力・ウィンウィンであり、これはBRICS精神と非常に一致している。「和して同ぜず」、「繁栄を共に求める」はBRICS協力メカニズムの生命力の存するところである。
「BRICS+」モデルは、斬新な協力構想だ。さらに多くの発展途上国とこれらの国家により構成される国際的組織が広義なBRICS協力に加わるよう励ますことにより、国際協力の新たな道を切り開くものとなる。
BRICS協力は今、斬新な発展の段階に入り、全く新しい発展のチャンスを前にしており、協力メカニズムの革新に対しても新しい要求を提出している。未来に目を向けると、「BRICS+」モデルはBRICS協力の生命力を存分に解き放ち、BRICS協力の影響力を拡大し続けていくだろう。そしてBRICS協力は今後、必ずより明るく輝く共同発展と繁栄・富強の道を歩んで行くことだろう。
(新華社より)
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