2017年の新興5ヶ国(BRICS)工商フォーラムの記者会見が2日、福建省厦門(アモイ)市で開催されるBRICS首脳会議のプレスセンターにおいて行われた。今回のフォーラム組織委員会の委員長を務める中国国際貿易促進委員会の姜増偉会長が会見で指摘したところによると、「今回のフォーラムは規模が大きく、出席する代表も多く、BRICS工商フォーラムの歴史の中で最大、最多になる」という。
フォーラムには1200人の代表が出席する。工商界の代表が1069人を数え、中国と海外でそれぞれ半数を占める。参加企業は630社あり、うち中国企業が370社、海外企業は260社に上り、BRICS各国の企業だけでなく、米国、英国、ドイツ、フランスなどの有名企業も含まれる。世界企業500社のうち約80社が参加するという。
姜会長は、「今回の工商フォーラムでは多方面の成果が期待できる。第1に工商界の相互利益の協力への信頼感を増強すること、第2にBRICS各国間の交流協力をより強化すること。第3に政府が参考にする価値のある政策提言を打ち出すことだ。今回のフォーラムでは貿易投資、金融協力、相互接続、藍色経済(ブルーエコノミー)などの分野で、方向性が明確で、実行可能性の高い提言を生み出し、BRICS各国の経済貿易の大きな市場、金融の大々的な流通、インフラの大規模な接続の推進に向けて積極的なシグナルを発することが期待される」と述べた。
(人民網日本語版)
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