中国銀聯が25日に発表したデータによると、今年上半期、銀聯カードの海外還付消費税額は前年同期比で8割増を超えており、その内訳は欧州がやや高い割合を占めている。人民日報海外版が伝えた。
現在、銀聯カードの海外消費税還付サービスは38の国と地域、30万店舗以上をカバーしている。フランスやドイツ、イタリア、英国などの欧州諸国31ヶ国のほか、アルゼンチン、オーストラリア、シンガポール、韓国、日本、マレーシアなどが含まれる。銀聯カードを用いた税還付は、現金による税還付のように待ち時間が長く、煩雑な手続きを避けることができるほか、還付された税額がそのままカード名義人の国の貨幣で直接振り込まれるため、貨幣を兌換する手間も省くことができる。
またここ最近ドイツを訪れた多くの中国人観光客によると、ドイツ最大のスーパーチェーンDMスーパーで一定額以上の買い物をすると、「易退税」スマホアプリを通じて、さらに手軽に銀聯カード税還付手続きを行えるようになっているという。
(人民網日本語版)
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