新華網シドニー7月31日(記者/張小軍 何嘉悦) オーストラリアのボブ・カール元外相は先日、「中国の中間層の急速な成長は、オーストラリア経済にとって大きなメリットであり、オーストラリア政府は中国をより重視し、中国という最大の貿易パートナーが提供する発展のチャンスを把握せねばならない」との見方を示した。
カール元外相は27日、豪の日刊紙「シドニー・モーニング・ヘラルド(The Sydney Morning Herald)」で『中国の中間層の台頭という人を驚かす事実』と題する署名入りの文章を発表し、「ここ数年、世界の主要先進国と地域の中間層には小幅な成長が見られただけで、一部の国では経済成長率の低下さえ現れているが、中国の中間層には飛躍的な成長が見られた」と伝えている。
文章はまた、「中間層の増加とともに、中国の中間層の消費額及びその世界の総消費額に占める割合も急速に増加しており、これがオーストラリアの鉱業や農業、サービス業などに歴史的な市場チャンスを提供した」と伝えている。
(新華社より)
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