イランのメディアが伝えたところによりますと、今年1月から4月までの4か月間に、欧州連合(EU)への原油輸出量は931万トン、およそ6650万バレル、日量約56万バレルで、昨年の同じ時期と比べ、5倍余り増えたということです。
欧州連合のうち、イタリアへの輸出は最も多く約280万トンで、その次はフランスとスペインで、それぞれ220万トンと110万トン輸出しました。
イラン国営石油会社の責任者によりますと、EUの各国と調印した最新の契約に基づいて、EUへの1日当たりの原油輸出量は60万から70万バレルに上るということです。
アナリストは、「EUへの輸出量増加は、イラン核問題協議の発効後、イランの関係分野に関する制裁が解除されたことによるものだ」と分析しています。
(中国国際放送局)
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