英国の児童教育専門家アリック シグマン氏は、このほど発表した文章において、「2歳前から電子製品を使い始めた子どもは、電子機器にハマってしまい、一生その傾向が続く『ディスプレイ依存症』になる可能性が高い」ことを明らかにした。北京日報が伝えた。
文章によると、子どもが幼いころからコンピューターに触れると、大脳の構造に変化がもたらされるという。これは、多数の子どもにとっては無害だが、先天的に依存症にかかりやすい一部の子どもにとっては、その傾向が一生続く可能性があるという。
シグマン氏は、「英国では、ディスプレイ依存は『最も迅速に拡大する神経学上の公共健康問題』となっている。だが、多くの人がこのことを認めようとはしない。ディスプレイ依存の人は、すぐに何でも心配し、偏屈になりやすく、電子機器を使用できない時には禁断症状に陥りやすい。2歳未満の子どもに対しては、電子機器から一切遠ざけて育てるべきだ」と提案している。
(人民網日本語版)
推薦記事: