新華網北京4月22日 日本の安倍晋三首相が靖国神社に供え物を奉納することについて、中国外交部の陸慷報道官は21日の定例記者会見で、中国側は日本側に侵略の歴史を直視し、深く反省した上で、軍国主義との線引きするよう促すと表明した。
ある記者は次のように質問した。報道によると、安倍晋三首相が21日、春季例大祭が行われている靖国神社に「真榊」という供え物を奉納し、日本の首相補佐官、総務大臣及び90人余りの国会議員が集団で参拝を行った。中国側はこれに対しどのように評するのか。
陸報道官は、靖国神社に侵略戦争に直接の責任を負うべきA級戦犯が祀られて、我々は一貫して、日本の政府要人の間違った行いに反対すると述べた。
陸報道官は、中国側は日本側に中日の4つの政治文書の精神に則り、中日間の4つの原則的な共通認識を着実に執行し、侵略の歴史を直視し、深く反省し、軍国主義と線引きし、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を取り付けるよう促すと述べた。
(新華社より)
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