新華網北京3月28日(記者/王珊寧)「21世紀年間ベスト海外小説」の表彰式がこのほど、北京市で開催され、ドイツ、スペイン、ナイジェリア、アイスランド、ロシアの作家5名の作品が、2016年「21世紀年間ベスト海外小説」賞を獲得した。関連国の大使館職員や翻訳界、出版界からのゲスト、国内外の文学愛好家等約100人近くが表彰式に参加した。
表彰式では、受賞者のアイスランド作家、エイナル・マオル・グズムンソン氏が、「自分やアイスランド文学、アイスランド社会にとって、この受賞は光栄なことだ。文学に国境はなく、変化し続ける世界の中で生活し、互いに対話し耳を傾けることが特に必要なのは明らかだ。」と述べた。
「21世紀年間ベスト海外小説」賞は、2001年に人民文学出版社と中国外国文学学会が共同で設立したもので、2016年の第15回までに、計24の国の92名の作家の作品が受賞している。2014年からは韜奮基金会からの支援を得、同年から年間ベスト海外小説受賞リストの中から選ばれた「鄒韜奮年間海外小説」1作品に、1万米ドルの賞金が贈られるようになった。今年の受賞作品は、アイスランドのエイナル・マオル・グズムンソン氏の「Hundadagar(「真夏」)」だった。
(新華社より)
関連記事: