国連安全保障理事会は17日、アフガニスタン問題に関する第2344号決議を全会一致で採択し、「一帯一路」建設の推進を各側に呼びかけました。
決議は、アフガン支援の共通認識に注目するよう国際社会に呼びかけ、「一帯一路」建設などを通じて地域の経済協力を強化し、そのための安全保障を提供し、発展戦略の連結を強化して、コネクティビティーと実務協力の向上を推進するよう各側に促しました。また、互恵協力を前提とした地域協力を推進し、アフガンおよび地域の安全で安定的な発展を効果的に促進して、人類の運命共同体を構築することを強調しました。
会議後、中国の劉結一国連大使はマスコミに対し、「今年1月、習近平国家主席がジュネーブで講演した際、人類の運命共同体の共同構築というコンセプトを説明した」と示し、「今回、全会一致で採択された第2344号決議は、人類の運命共同体の共同構築というコンセプトが初めて盛り込まれたものだ。このことは国際社会の共通認識を表しており、中国の理念のグローバル・ガバナンスにおける大きな貢献を物語っている」と述べました。
(中国国際放送局)
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