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新華網ジュネーブ3月9日(記者/凌馨)第87回ジュネーブ国際モーターショーは7日、メディアに開放された。世界経済が低迷し、国際貿易環境の不透明感が増す中で、VW、BMW、ボルボなどの世界的に有名な自動車メーカーは、モーターショーで中国市場、中国製造及び中国資本に十分な確信を示した。
中国市場に確信を持つ
中国自動車工業協会が今年1月に発表したデータによると、2016年の中国の自動車市場の販売台数は2,800万台を超え、8年連続で世界最大の自動車市場となった。中国はVW、BMW、ベンツなどの多数の自動車メーカーの世界最大の単一の市場にもなっている。これらのメーカー関係者は、ジュネーブ国際モーターショーで、中国経済の成長は減速傾向を示しているものの、依然として中国市場の将来性を高く評価する姿勢を表明した。
ドイツのVWは2015年に多額の赤字を計上したが、昨年は黒字に転じただけでなく、新型車の販売台数が世界1位になった。ドイツメディアはVWの高い業績は主に中国市場での同社の優位性に支えられ、VWの世界での売上高は約4ポイント増加したと報じた。
2016年にBMWは中国市場での販売台数が2ケタ成長し、総販売台数は初めて50万台を突破した。BMWグループのカイ・リクト広報担当は、昨年にBMWは中国市場での販売台数が世界での販売台数の4分の1を超え、中国市場での販売が引き続き伸びる見通しを示した。