韓国メディアによりますと、大統領の親友の国政介入疑惑を調べている検察側は、政権に批判的な文化人などの「ブラックリスト」の制定に、朴槿恵(パク・クネ)大統領が加わっていたと結論付けたということです。
検察の特別捜査グループは、朴大統領、それに金淇春(キム・ギチュン)前大統領秘書室長、趙允旋(チョ・ユンソン)前文化体育観光部長官のいずれも、政権に批判的な文化・芸術界関係者をリストアップした「ブラックリスト」の制定、実施に深く関与しているとしています。
検察は、大統領府が「ブラックリスト」を作り、リストに入っていた人の政府後援イベントへの参加や、こうしたイベントから利益を受けることの禁止などを、文化体育部門に命じたとの疑いがあるとしています。
一方、朴大統領は旧正月の連休を大統領府で過ごし、検察の調査や、憲法裁判所の弾劾審判に備え、準備をしているということです。
(中国国際放送局)
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