工業と情報化省はこのほど、『情報通信ネットワークと情報安全計画(2016-2020)』を発表、インターネット・データ・セキュリティ・マネジメント・システムの確立、ユーザーの個人情報保護の強化、データと個人情報漏えいの公表とリポート体制の確立と改善などの3方面から、インターネットデータとユーザー情報の保護強化を提案しました。
インターネットの急速な発展に伴い、個人情報保護はますます中国社会の関心を集めるようになってきました。公安省関係部門とIT企業360のセキュリティセンターの共同開発によるネット詐欺通報プラットフォームが発表した『2016年ネット詐欺動向リサーチレポート』によりますと、2016年には、ネット詐欺にまつわる通報が全国から2万623件寄せられており、金額にして1.95億元余りに上ったということです。そのうち、2016年に通報量が最も多かったのは「アルバイト詐欺」でしたが、こうした詐欺の手口も変化を重ねており、個人情報を利用し特定の個人に狙いを定めた巧妙な詐欺が顕著化しているとのことです。
(中国国際放送局)
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