医療の新たな未来 細胞の再生
戴氏による子宮内膜再生臨床手術、不妊症の女性を出産可能に
北京にある中国科学院遺伝発育研究所で、戴建武研究員による独自の「組織の再生と損傷の修復機能を持つ生物材料研究技術」が臨床上、喜ばしい成果を手にしている。今年5月に自動車事故により頸部に損傷を受け、下半身が完全に麻痺した患者は「神経コラーゲン枠組み」幹細胞移植手術を受けると、下半身の機能が徐々に回復した。神経信号が損傷部位を超え、伝わるようになった。
戴氏は2013年に、世界初の子宮内膜再生臨床手術を行った。子宮内膜の損傷による不妊症の適齢女性10人のうち8人が、正常に妊娠 出産した。再生医学の大きな進展が実現された。
(チャイナネット)
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