新華網北京12月27日（記者/海洋）２０１６年の世界の大きな出来事が絶え間なく起こり、新しい特徴が表れた。このうちの一つの要因は、政治的リーダーの交代による。アジアから欧州まで、アフリカからアメリカ大陸まで、数十カ国でこの１年間に次期指導者の選挙が実施され、一部の元首は病気で逝去するか、スキャンダルで失脚するか、又は政策主張によって退陣させられた。これと同時に、一部のニューフェースが政治のホットトピックになった。
【トランプ次期大統領•我こそが相応しい】
１１月９日早朝、変化と波乱に富んだ米国大統領選挙は新しい転機を生む結果となり、政界の建制派、有名な実力者、さらには有力メディアの間で前評判が低かったが型破りの共和党候補者、ドナルド・トランプ氏が「予想に反して」次期大統領に当選した。
世論では、世界ナンバーワンの強国という思想を後ろ盾にしたトランプ氏は就任後、権力を利用して世界に重大な影響を及ぼすことは必須とされている。歓迎するかどうかにかかわらず、米国、さらには世界もこれに向き合わなければならない。だが、選挙期間の数多くの公約をどのような着実かつ実行可能な政策を用いて履行するのかという点がトランプ氏が今後に直面する大きな難題になっている。
