【ドゥテルテ大統領•敢えて挑発】
中国の周辺国を見ると、今年はミャンマー、ベトナムなどの元首が交代したが、地縁政治の影響が比較的顕著だった出来事は、ロドリゴ・ドゥテルテ氏の大統領当選だった。
ドゥテルテ氏は大統領就任後、東南アジア諸国連合(ASEAN)以外で訪問する初めての国として中国を選び、中国と一連の重要な協力について合意を達した。ドゥテルテ大統領はまた、古くからの盟友である米国に強硬な姿勢を取り、米国のオバマ大統領を批判して病気を理由に会見を避けただけでなく、自ら主導する大規模な麻薬撲滅行動に対する米国の干渉に強い不満示し、米国との一連の協力を中止するように要請した。