12月13日は三回目の南京大虐殺犠牲者国家公祭日だった。夜になると、各界からの人々が侵華日軍南京大屠殺遇难同胞記念館の祭場で手で赤い蝋燭を持ち、頭を下げて哀悼し、南京大虐殺で遭難した人々のために霊を慰め、また燭光祭イベントを行った。(撮影/新華社記者季春鵬)
新華網北京12月14日 (新華社記者/鄭漢根) 12月13日は中国の南京大虐殺犠牲者公祭日にあたる。中国だけでなく、世界の他の場所でも「南京祭」が行われ、人類の歴史にこの過酷な1ページが銘記された。
日本政府は日本軍国主義による第二次世界大戦時の残虐行為を意図的に覆い隠し、歪曲しようとしているが、日本が第二次世界大戦時に行った残虐行為に対する国際社会全体の認知はますます広く且つ深くなっており、日本が歴史を直視する問題で直面する国際道義による圧力もますます強くなっていることは、争えない事実だ。国際社会に対し残虐行為を覆い隠し、歪曲しようと企む行いは徒労に終わると定められている。
今では、中国、韓国、米国、カナダ、オーストラリアなどの国で「慰安婦」像が建てられ、中国、韓国、フィリピン、オランダなどの多くの国と地域の民間団体が、すでに慰安婦に関する資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」リストに組み入れるよう共同で国連に申請を提出している。また、今年の4月には米ナショナルジオグラフィックチャンネルの『第二次世界大戦の謎』撮影チームが中国に赴いて特別番組を撮影し、中国侵略日本軍が中国で犯した人体実験や細菌実験などの反人類的な残虐行為を明らかにした。
南京大虐殺は79年前に起こったが、これまでに、このことは時間の砂に埋もれることはなかった。歴史を反省し銘記することの真の意義は、決して憎しみ続けるためではなく、未来の人々に平和を大切にし、道義と人類の尊厳を共に守るよう注意を促すためなのだ。
12月13日は三回目の南京大虐殺犠牲者国家公祭日だった。夜になると、各界からの人々が侵華日軍南京大屠殺遇难同胞記念館の祭場で手で赤い蝋燭を持ち、頭を下げて哀悼し、南京大虐殺で遭難した人々のために霊を慰め、また燭光祭イベントを行った。
米国・サンフランシスコの多くの民間団体は11日、「南京祭」活動を行い、1937年中国侵略日本軍南京大虐殺犠牲者を祭り、300人余りが出席した。>>詳細
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