中国最大の民間LCC(格安航空会社)である春秋航空は31日、新たに調整した冬春期の航空便輸送能力について発表しました。国際線は東南アジア、特にフィリピンとカンボジア市場に力を傾けていることを明かしました。
春秋航空のスポークスマンである張武安氏は、「上海からタイのスラタニやフィリピンのセブ島へ向かう路線などを新たに開通する。さらに、カンボジアのシェムリアップ行きの便を中国の10以上の都市で開通する。これにより、東北アジアと東南アジア市場における優位性の強化を図る」と語りました。
また、春秋航空は2017年1月から上海浦東―フィリピンセブ島間の直行便を開通する予定だと発表しました。これは今年10月に中国とフィリピンが『旅行協力諒解覚書』に調印して以来、両国間で初めての直行便となります。
(中国国際放送局)
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