「東京国際映画祭 中国映画週間」で初となるゴールド クレイン賞の授賞式が26日午後、TOHOシネマズ日劇で開催された。中国の著名俳優であるウー インファン氏とジャン ジンジン氏がそれぞれ主演男優賞と主演女優賞を受賞した。
日中文化交流協会の副会長で、日中映画祭運営委員会の芸術顧問である栗原小巻氏は挨拶で、日中両国には様々な問題が存在するが、それらが文化交流を妨げる壁になることはないと述べた。人と人の交流はますます盛んになり、心と心の交流もますます緊密になっている。今回の映画週間の成功は、その最も良い証明である。
最優秀主演男優賞は「すれちがう青春」に出演したウー インファン氏が受賞した。日本の有名な女優である常盤貴子氏がトロフィーを授与した。
最優秀主演女優賞は「疫病神」に出演したジャン ジンジン氏が受賞した。日本の有名な女優である島田陽子氏がトロフィーを授与した。
最優秀監督賞は「ロクさん」を監督した管虎氏が受賞。日本映画監督協会理事長で映画監督の崔洋一氏と上海国際影視有限公司の丁莉副総経理がトロフィーを授与した。
最優秀作品賞は「神なるオオカミ」が受賞し、栗原小巻氏と有名女優の梁静氏が監督の江平氏にトロフィーを授与した。
合作映画交流貢献賞は「海を越えた愛」が受賞した。監督は童江南氏、主演は水原碧衣氏。在日本中国大使館の郭燕公使と日本の女優赤座美代子氏がトロフィーを授与した。
11年前から北京国際映画祭と東京国際映画祭では、それぞれ日本映画週間と中国映画週間を設け、相手国の優秀な映画を上映してきた。今年、さらなる発展と交流促進のため、中国国家出版広電総局の大きな支援の下、中日映画祭実行委員会は、中日映画関連組織、協会、映画大学と協力し、共同で両国映像文化の発展交流に貢献した映画作品、映画監督、俳優に対し、ゴールド クレイン賞を設立し、表彰することになった。
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