新華網国連10月11日 (記者/倪紅梅、史霄萌)国連の潘基文事務総長は10日、ハリケーンによる襲撃後、ハイチでは少なくとも140万人の救援が早急に求められていると述べ、国際社会に積極的な援助提供を呼びかけた。
潘事務総長は当日国連本部でメディアに、ハリケーン「マシュー」によりハイチでは数百人が死亡し、数ヶ所の村と小さな町がほぼ地図から消され、農作物や食品の蓄えは破壊され、少なくとも学校300校が損傷し、救援のニーズは莫大となっていると述べている。
潘事務総長は、国連中央緊急対応基金(CERF)は7日、すでにハイチ援助に500万ドルを割り当てている。10日の早い時間に、国連はジュネーヴで1億2000万ドルの緊急援助の呼びかけを発起しており、これらの資金は国連システムが今後3カ月間のハイチへの援助提供を保証するために用いられると述べた。潘事務総長は、国際社会が団結と寛大さを示し、共に支援してハイチの被災状況に対応するよう呼びかけた。
被災地の状況
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ハイチ内政部が6日に次のような情報を公表した。現在、大型ハリケーン「マシュー」の直撃を受けたハイチの死者が既に283人まで上昇した。4日から5日にかけて、大型ハリケーン「マシュー」はハイチを直撃し、150万人が被災し、その中の35万人が緊急援助が必要とする状況をもたらした。>>全文へ
ポルトープランスからの情報によると、ハイチは9日から3日間にわたり追悼式を行い、大型ハリケーン「マシュー」の直撃による死者をしのんだ。ハイチでは9日、大統領選挙を予定していたが、大型ハリケーン「マシュー」の直撃を受けたので、被害者への追悼日に改められ、全国で半旗を揚げ、すべての娯楽施設を閉店にした。>>全文へ