口コミサイト「支付宝口碑」がこのほど発表したデータによると、国慶節(建国記念日、10月1日)の休暇期間に支付宝口碑のオフラインショッピングを利用したユーザーは約4千万人に達して前年同期の5倍に増え、取引金額は同約10倍増加した。また海外旅行が引き続き高い成長率を保ち、中国人が海外消費において支付宝で行った決済の件数も前年同期比約5倍増加した。「京華時報」が伝えた。
オフライン消費全体としてみると、各都市の外部から来た観光客による取引金額が21%以上を占めた。阿拉善、林芝、麗江などの観光都市では、一線都市や二線都市からの観光客が現地のモバイル決済件数を著しく増加させた。支付宝決済によるオフライン消費は、ほぼ全てが外部からの観光客によるものだったという。
休暇期間には、デパートやレストランといったよくある海外での消費シーンにとどまらず、支付宝が香港国際空港、ミュンヘン空港などと提携したことを受けて、海外10空港で大陸部からの観光客に携帯電話による決済サービルなどが提供された。支付宝による越境決済のデータをみると、今年の休暇期間には、中国人観光客の海外での支付宝による取引件数は前年同期比約5倍増加し、一人あたりの平均消費額は1千元(約1万5358円)を超えた。支付宝による税金還付件数は同2倍増加し、一人あたりの平均還付額は361元(約5545円)に上った。
データをみると、支付宝ユーザーの海外消費額の国 地域別番付では韓国が1位で、以下、タイ、香港地区、日本、ドイツが続いた。
(人民網日本語版)
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