ブリュッセルで開かれていたアフガニスタンへの支援に関する国際会合が2日間の日程を終え、5日午後閉幕しました。会合に参加した75の国と26の国際組織が、2017年から2020年までにアフガンへの支援に152億ドル(約1兆5000億円以上)を拠出することで合意しました。
会合の公式声明は「アフガンは復興のために重要な進展を遂げているが、政治、経済、地域安全などの面で厳しい課題に直面している。新しい、平和的な発展戦略の実施のために、国際社会はアフガンを引き続き支援していく」と述べています。
さらに「アフガンの地域経済への融和を助け、地理的優位性を生かした物流、交通、エネルギー回廊を整備する。国際社会はアフガンに対し、周辺国と協力を強化して共にテロリズムと難民危機に対応するよう望む」としています。
今回の会合は欧州連合(EU)とアフガン政府が共催したもので、米国、中国など75カ国のほか、EU、北大西洋条約機構(NATO)、世界銀行などの国際組織の代表が参加しました。
(中国国際放送局)
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