スウェーデンにあるカロリンスカ研究所が3日、日本の生物学者・大隅良典氏に対してノーベル医学生理学賞を授与し、細胞のオートファジー(自食作用)研究で収めた成果を表彰することを発表しました。
大隅氏は1945年に福岡に生まれ、現在は東京工業大学栄誉教授です。分子細胞生物学の専門家として、オートファジー研究において重要な成果を上げ、細胞が環境に適応する上でのメカニズム、オートファジーの現象の解明及びその生理学的意義を究明する上で重要な役割を果たしてきました。
大隅氏は日本が生んだ23人目のノーベル賞受賞者で、ノーベル医学生理学賞の受賞者としては6人目となります。
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